暁星(ぎょうせい)

福島県伊達町伏黒の佐藤孝雄氏が「あかつき」の枝変わりとして発見。1986年品種登録。

果重:240g ~ 260g
熟期:7/16 ~ 7/24

福島を代表する品種「あかつき」の枝変わり。枝変わりとは、一部の枝のみ他とは異なる性質の葉や花、果実が生じる現象のことで、暁星はあかつきの樹の一部の果実がほかより早く成熟していたことで発見されました。

小さい果実が多いものの、味はあかつきに負けず劣らず。早生品種に多いさわやかな甘味とやわらかい果肉とは異なり、糖度が高くパリッとした果肉の桃が暁星から始まります。

外観は鮮やかな濃い紅色で、熟すと”あわさび”とよばれるぽつぽつとした模様が出てきます。

表面の毛が少ないことから雨の影響を受けやすく、果実によっては痛みやすい面がありますが、毛が少ないことによる舌触りの良さと、実が小さいことの食べきりやすさから、表面をしっかり洗ってから丸かじりという食べ方も良いかもしれません。

参考リンク

農林水産省 品種登録迅速化総合電子化システム 暁星

株式会社 福島天香園 暁星