摘果作業


「果樹栽培は引き算だっ!」

というような名言を誰かが言ってそうなくらい、連日何かを減らす作業をしてます。

摘蕾、摘花と続いて、摘果は数回に分けて実施します。


▲こちら、はなよめという品種で、1ヶ月後には収穫を迎えます

摘果すべき果実の判断方法はいくつかあります。明らかに位置が悪いとか、ぶつかるほど密集してるなどであれば分かりやすいのですが、内部に何かしら不具合が発生している障害果と呼ばれる果実は少々わかりづらいです。

一見他より大きく順調に見えても、収穫を迎える前に生理落果(勝手に落ちる)してしまいます。

障害果うち、極端に大きくなるのが双胚果です。縫合線をはさんで左右対象なものがあやしい。

これぐらい左右アンバランスでも問題なし。

割ってみると、このとおり胚は1つ。

左右対称なのがあやしい。

このとおり、写真の上下に胚が2つあります。

これもあやしいな。

やはり。今度は左右に2つ。

これもでしょ。

うわっー、問題ないやつだった。


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