農業をするにあたりまして


こんなこと考えて農業やっていきますー

なぜ農業なのか

  • 農業を魅力的な仕事にしたい

子供の頃、家が農家ということをなんとなく恥ずかしく思っていました。
”後継者不足問題の解決”のような高尚な理由ではなく、
単純に、自分と同じような思いを持ってほしくないなと考えてます。

  • 果物を通じて人の役に立ちたい

仕事を通じて誰かの役に立ちたいと考えています。
果物を通じて、うれしさ、たのしさ、よろこびを感じてもらいたいなと

どうやって実現するか

  • 情報発信

農業は3K(きつくて汚くてかっこ悪い)と言われることがあります。
これは事実かもしれません。それに、どの業種でもきつい状況は必ずあります。
イメージだけでなく実際の活動を積極的に情報発信し、3Kを上回る魅力を知って欲しいです。

  • 顧客視点

桃の場合、市場へ出荷時は大きくて甘くて色付きが良いものが評価されます。
これを目指すだけでは、生産者の都合だけのような気がしています。
消費者の人が求めているものは何なのか、自分で想像し考え提供することで、役に立てるのだと思います。

家族経営であること

家族経営の強みは、持続可能性を重要視することだと考えます。
短期的な数字にとらわれず、誠実に仕事と向き合っていきます。
それから、コミュニケーション能力に長けているわけではないので、
家族であればきちんと本音で意思疎通ができるかなと(笑)

福島で一次産業に従事すること

2011年の東日本大震災による原発事故以降、福島は食の安全に関する問題を抱えています。
私はこれを風評被害と言うつもりはありません。
安全性を説明することは、”風評被害の払拭”ではなく、生産者としての当然の責任だと思います。
安全性は言うまでもなく大前提です。純粋に商品(サービス)の価値で選んでもらえることを目指します。

 

以上、宜しくお願いします。

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冬に撮った写真しかないのでこんな感じです。。