桃の栽培でこの時期の主な仕事は予備摘果という作業なのですが、その合間を縫って稲わらを敷く作業をしました。
対象は昨年の秋、もしくは今年の春に植えた1年生の幼木。稲わらは自家製(自分ちの田んぼで収穫したもの)で、稲刈りの時期に”ライスセンター”と呼ばれる地域の稲刈り集団にお願いしておくと、ロールベーラーというマシンで稲わらのロールを作っておいてくれます。ちなみに私も秋はこの稲刈り集団に所属してます。
稲わらを敷くことで期待している効果は以下3点。
- 乾燥の防止
- 有機物の施用
- 雑草の防止
地表を何かで覆うことはマルチングと良い、果樹に限らず農業全体の話。ビニールや不織布など様々な種類がありますが、稲わらを使うと自然に還ってくれますし、草刈りの際に境目を気にしなくて良いので使い勝手が良いです。福島の桃畑、果樹畑ではよく目にする光景です。
▲稲わらロールの中の方は腐熟が進んで黒くなってます。匂いはないです。
▲亀岡家では稲わらの周りに堆肥を撒いて終了です