食べ物の生産地


先週、4泊ほど南の島でバカンスしてまいりました。楽しかったです。


▲乾季と聞いていたのに一日中雨が降ったりやんだり。夏の福島のほうが暑い。

現地で働く日本人の方と話す機会があり、日頃どんなものを食べてるのかという話になりました。基本的に自炊しているとのことでしたが、卵はアメリカ本土から運ばれてくるため日が経っており、生や半熟では食べられないとのこと。他の生鮮食品についても島で栽培されたものは少なく、他の生産地から運ばれてくるようでした。

これは、一つの国の中の話ですが、国家間でも同様な流れにあるのは周知の通り。穀物や食肉など、大量生産ができて効率よく生産している土地の食物が流通している。

そのような流れがあったとしても、その土地ごとでで作られたものの価値はなくらないでしょう。単純に国産のものがいいという欲求もあれば、観光的な意味で外部から来た人がその土地のものを食べたいという欲求もあるはず。鮮度という品質を重要視する人もいる。他の地域ではコスト的に見合わないという生産側の理由もあるかもしれない。

そんな世の中においては選択肢があることが重要なのではないかと。一昔前であれば需要も供給も少ない商品は、無くならざるを得なかったと思うのですが、現在ではそれらをマッチングする仕組みが多種多様にあり、必要とされているのであれば特別な支援を受けることなく、生き残れるのではないかと。

と、見たい映画が無くなった帰りの飛行機の中で考えてました。