Category Archives: 地域のこと

選ばれたのは、桃でした。

亀岡果樹園がある福島県伊達郡の桑折町は、桃の栽培に向いている土地だということもあり、桃を栽培している農家の数が非常に多いです。

こちらを参照しました。

2015年農林業センサス農林業経営体調査結果(確定値)について – 福島県ホームページ

果樹農家のうち9割以上が桃を選択

桑折町には384の果樹を栽培している販売農家(一定の規模以上の耕地面積と販売金額がある農家)がいるのですが、その中で桃を栽培している農家の数は355で92.4%!!

この数は飛び抜けていて、他の果物はというと、りんご(84)、ぶどう(27)、日本なし(1)、西洋なし(3)、さくらんぼ(11)、びわ(1)、かき(88)、くり(2)、うめ(16)、すもも(20)といった具合。

ダントツ!


*重複あります

そりゃゆるキャラのモチーフが桃になるわけだ。

桃を栽培している農家が多い理由は一つではないですが、栽培適地であることは必要条件でしょう。

ちなみに近隣の地域はというと(桃の販売農家数/果樹の販売農家数)、国見町(392/456)、伊達市(833/1405)、福島市(1179/1819)で、いずれの自治体も桃の栽培率高いです。

桃の9割弱が県北地域で栽培されている

福島県全体では、桃を栽培している果樹農家は3160なので、県北の2町と2市で9割弱を占めていることになります。

すごい。福島県の北のほうに来たら桃を食べましょう!

道の駅国見 あつかしの郷に行ってきました

あいにくの雨、というよりも恵みの雨。畑仕事がはかどらないので道の駅国見 あつかしの郷に行って来ました。


▲5月にオープンしたばかりできれい


▲キッズエリアですって。チビッコがいっぱいいました


▲屋上テラスからの眺望。山と住宅と畑と田んぼが一体化している。これがリアルだ!


▲中は天井が高くて開放感あります


▲直売所で大人気のイチゴ。そういえば近所のイチゴ農家さんニコニコしてた


▲カフェメニューはこんな感じ


▲国見バーガーのホットチリ。野菜がたくさん入っていて食べごたえあります


▲ついラーメンを頼んでしまう。。

すでに来場者10万人を超えたようで、臨時駐車場が設置されるくらい混んでました。消費者としても生産者としても今後が楽しみです!

次は国見バーガーのクラシック(なんとさば味噌!)にチャレンジしたい

 

 

産地としての農業

農業に関する問題や、成功事例を目にしても、いまいちピンとこないことがあります。

その原因の1つには、農業と言ってもやり方や方針は様々なわけで、そこの前提が違っていたことにあるのではないかと思いました。

その前提をを分かりやすく整理したのが以下記事の中で述べられている三分類です。

日本農業新聞 – [農考新未来](1) 感性を地域に生かす 成長産業 多様性こそ マイファーム代表 西辻一真氏

農業は、「都市農業」「産地としての農業」「中山間地農業」の三つに整理できる。

重複や抜け漏れはあるかもしれませんが、だいたいこんな感じ。

亀岡果樹園がある地域は都市ではないし、近くに山があるわけでもなく、周りはとにかく桃農家。「産地としての農業」に該当します。

そんな「産地としての農業」に対する西辻一真氏の言及。

農水省は産業としての「農業」を重視し、「農村」政策への最適解を見つけられていない。特に中山間地農業は国土保全や多面的機能など多くの意義を持ち、そこに若者は可能性を見いだしている。三つの農業のうち、最も若者が入っていないのが、産地としての農業だ。

最も若者が入っていないというのは感覚なのか実際の数字として現れているのかは分からんです。確かに気軽に農業体験に来てもらえる立地だったり、近くに里山があり喧騒から離れた環境だったりというわけでは無いですが、こんなメリットもありますよ。

  • 栽培に関する指導会や研修が充実しており、生産に関するリスクを抑えられる
  • 系統出荷や、配送業者の取扱量が多いので、流通面での規模の経済がはたらく
  • 複数ある直売所を近距離向けに、産地としての地域ブランドを遠距離向けの販売に活かせる


▲先日実施された指導会の資料

隣の芝生は青く見えがちですが、整理したうえで情報収集するとすっきりしそうです。

 

半田おろし

日に日に気温が上がってきてまして、日中はだいぶ仕事しやすくなってます。


▲桃は発芽期を過ぎ、芽が動き出しています

が、油断してると西側から風が吹いてきて、その風がちょー寒いんです。その原因は半田山から吹き下ろしてくる風”半田おろし”。小学校だったか中学校だったかの校歌の歌詞に使われているくらい、地域の人に馴染みのある存在です。


▲半田山は桑折町やお隣国見町のシンボル的な山で、どこからでも見ることができます

福島市のほうでは吾妻山の”吾妻おろし”が有名です。全国的には”六甲おろし”でしょうか。阪神タイガースの応援歌で聞くやつ。みなさんのお住いの地域や地元にも、”◯◯おろし”という名称ではなくてもその地域固有の名前で呼ばれている風があるのではないでしょうか。

風の向きや強さ、風が吹く時期は、果樹栽培に影響してきます。その土地ごとの細かい気象の特徴をとらえ、栽培管理に反映する必要があります。

今年も桑折町でバーベキューイベント開催!

昨年に引き続き、今年2017年も桑折町のバーベキューイベント(4/16)が開催されます!

「献上桃の郷BBQフェス2017」が開催されます | 桑折町ウェブサイト

「そもそも”献上桃の郷”って何?」ってところなんですが、福島県伊達郡桑折町産の桃は、平成6年から連続して皇室に献上されております。それで、”献上桃の郷”という商標を町が取得したわけでございます。

「献上桃の郷」商標登録 | 桑折町ウェブサイト

バーベキューイベントは抽選会があったり有名人が来たりと、いい意味で安定感のあるコンテンツ。お酒も売ってるので(駅からシャトルバス有り)、友人や家族とワイワイするのに向いているかも!

あと、知人からトイレについて聞かれたので、関係者に確認したところ、会場近くの公共トイレに加えて、仮設のトイレが準備されるそうです。チラシには載ってませんがご安心をー!

参考までに去年の様子をご覧ください。


▲去年は天気イマイチだったんですよね。念のため雨具持参でお願いします。


▲桃の花は満開過ぎてました。こればっかりは仕方ない。でも菜の花も楽しめました。


▲桑折町産のイチゴ売ってました。お肉の後に酸味がちょうど良かった!

皆様ぜひー!