Category Archives: 地域のこと

福島市民桃好き過ぎ!

福島県は山梨県に次ぐ桃の生産量を誇りますが、じゃあ購入量が多いのはどの地域か。

データはこちらから

統計局ホームページ/家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成26年(2014年)~28年(2016年)平均)

桃年間購入数量TOP10

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今年も献上桃に桑折町の桃が選ばれました

今年も選んで頂きました~

献上桃24年連続 桑折町に決定通知書 | 県内ニュース | 福島民報

桑折町が選ばれる以前は、福島市飯坂町の個人農家さんが選ばれていました。高齢のため桃栽培が難しくなったことをきっかけに、桑折町産の桃が選ばれるようになったという経緯があります。

ぶっちゃけ、ちゃんと作ってれば福島の桃って地域に関わらず品質に明らかな差は無いと思います。ベースには福島県の研究結果があり、どこでもだいたいうまいです。

桑折町産の桃が選ばれてるのは、タイミングとか大人の事情?とかいろいろあるのかもしれませんが、ここは謙遜しすぎず、桃を献上している福島県桑折町ということで、福島県の桃を世の中にアッピールしていきとう御ざいます。

▲上記の写真は去年の献上桃候補。農家で予め候補を絞り、それらが集められて選ばれます。品種はあかつき指定。選果・箱詰め式が実施される当日朝に収穫します。

選ばれたのは、桃でした。

亀岡果樹園がある福島県伊達郡の桑折町は、桃の栽培に向いている土地だということもあり、桃を栽培している農家の数が非常に多いです。

こちらを参照しました。

2015年農林業センサス農林業経営体調査結果(確定値)について – 福島県ホームページ

果樹農家のうち9割以上が桃を選択

桑折町には384の果樹を栽培している販売農家(一定の規模以上の耕地面積と販売金額がある農家)がいるのですが、その中で桃を栽培している農家の数は355で92.4%!!

この数は飛び抜けていて、他の果物はというと、りんご(84)、ぶどう(27)、日本なし(1)、西洋なし(3)、さくらんぼ(11)、びわ(1)、かき(88)、くり(2)、うめ(16)、すもも(20)といった具合。

ダントツ!


*重複あります

そりゃゆるキャラのモチーフが桃になるわけだ。

桃を栽培している農家が多い理由は一つではないですが、栽培適地であることは必要条件でしょう。

ちなみに近隣の地域はというと(桃の販売農家数/果樹の販売農家数)、国見町(392/456)、伊達市(833/1405)、福島市(1179/1819)で、いずれの自治体も桃の栽培率高いです。

桃の9割弱が県北地域で栽培されている

福島県全体では、桃を栽培している果樹農家は3160なので、県北の2町と2市で9割弱を占めていることになります。

すごい。福島県の北のほうに来たら桃を食べましょう!

道の駅国見 あつかしの郷に行ってきました

あいにくの雨、というよりも恵みの雨。畑仕事がはかどらないので道の駅国見 あつかしの郷に行って来ました。


▲5月にオープンしたばかりできれい


▲キッズエリアですって。チビッコがいっぱいいました


▲屋上テラスからの眺望。山と住宅と畑と田んぼが一体化している。これがリアルだ!


▲中は天井が高くて開放感あります


▲直売所で大人気のイチゴ。そういえば近所のイチゴ農家さんニコニコしてた


▲カフェメニューはこんな感じ


▲国見バーガーのホットチリ。野菜がたくさん入っていて食べごたえあります


▲ついラーメンを頼んでしまう。。

すでに来場者10万人を超えたようで、臨時駐車場が設置されるくらい混んでました。消費者としても生産者としても今後が楽しみです!

次は国見バーガーのクラシック(なんとさば味噌!)にチャレンジしたい

 

 

産地としての農業

農業に関する問題や、成功事例を目にしても、いまいちピンとこないことがあります。

その原因の1つには、農業と言ってもやり方や方針は様々なわけで、そこの前提が違っていたことにあるのではないかと思いました。

その前提をを分かりやすく整理したのが以下記事の中で述べられている三分類です。

日本農業新聞 – [農考新未来](1) 感性を地域に生かす 成長産業 多様性こそ マイファーム代表 西辻一真氏

農業は、「都市農業」「産地としての農業」「中山間地農業」の三つに整理できる。

重複や抜け漏れはあるかもしれませんが、だいたいこんな感じ。

亀岡果樹園がある地域は都市ではないし、近くに山があるわけでもなく、周りはとにかく桃農家。「産地としての農業」に該当します。

そんな「産地としての農業」に対する西辻一真氏の言及。

農水省は産業としての「農業」を重視し、「農村」政策への最適解を見つけられていない。特に中山間地農業は国土保全や多面的機能など多くの意義を持ち、そこに若者は可能性を見いだしている。三つの農業のうち、最も若者が入っていないのが、産地としての農業だ。

最も若者が入っていないというのは感覚なのか実際の数字として現れているのかは分からんです。確かに気軽に農業体験に来てもらえる立地だったり、近くに里山があり喧騒から離れた環境だったりというわけでは無いですが、こんなメリットもありますよ。

  • 栽培に関する指導会や研修が充実しており、生産に関するリスクを抑えられる
  • 系統出荷や、配送業者の取扱量が多いので、流通面での規模の経済がはたらく
  • 複数ある直売所を近距離向けに、産地としての地域ブランドを遠距離向けの販売に活かせる


▲先日実施された指導会の資料

隣の芝生は青く見えがちですが、整理したうえで情報収集するとすっきりしそうです。