ようやく冬場のメイン作業、剪定が終わりました!
剪定って、最も農家ごとの個性が出る作業ではないかと思います。地域ごとや土地の特性で変わるのはもちろん、経営方針(例えば、作業性を重視するとか、収量を重視するとか)によっても変わります。
もちろん、植物の生理に基づいた守るべきことや、普遍的なルールはありますが、すべての人が納得する唯一の正解っていうのは無いんですよね。
今期、果樹研究所や研修会などでベテランに指導してもらう機会が多かったのですが、枝を切るにあたってよく言われたのは、「自分がどうしたいか」ということ。
人に言われた通りに切ってるだけだと、その時は問題ないのですが、なぜそうするのか腹落ちしていないので、その後の管理で「なんでこうしたんだっけ」ということになり、栽培に一貫性がなくなってしまう。結果的にあまり良い収穫に結びつかない。
そーいえば前職でも、レビューを受けた時に上司に、「亀岡はどうしたいんだ」と言われてましたねぇ。あんまり考えてないところはたいてい突っ込まれてました。