Category Archives: 読書感想

読書感想『ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座』

WordPressでブログを書き始めて1年ちょいですが、非常に参考になりました。

この本の良いところは、ブログを運営するにあたって、「お金の為に集客だ!」ではなく、まず人に役立つ良い記事があり、そうすれば人が集まって、マネタイズはその後でいいじゃんという前提があるところです。

また、著者であるかん吉さんの柔和な人柄が伝わってくるようで読みやすいです。人気ブロガーと呼ばれる人はズバズバ意見を言う人が多いイメージで、その分言葉は響くけどとっつきにくいこともあるのですが、尖った書き方でなくても文章に説得力があります。

具体的な内容としては、なぜ今ブログなのかというそもそも論に始まり、ブログタイトルの付け方からブログのチェック方法やユーザビリティの高め方と、幅広くカバーしています。ところどころ設定方法の手順まで記載した詳細の説明も入ります。

既に実行していることや知っていることも記載されていましたが、改めてその意図の再確認ができたので、現在やっていることの見直しもできました。また1年後、さらに1年後と、定期的に読み返して、ブログのブラッシュアップに使いたい感じです。

そもそもなぜ私がこの本を読んだかという理由なんですが、

  1. 前提として、農業をやっていく上で情報発信を重要視したい。農業という職業の魅力を知ってほしいし、消費者の方により食べることが楽しくなるような価値を提供したい。
  2. だからといって、ただありのままにブログを書いたりSNSで投稿すればいいかというとそういうわけではなく、役に立つ内容を、読みやすい形で提供することが必要だと思う。
  3. ブログに人が集まっているということは、良い情報発信ができているということ。じゃあ集客のコツを知れば役に立つ内容を、読みやすい形で提供することができるんじゃないか?マネタイズは置いといて読んでみよう。

といった感じです。

ブロガーというものを意識していなくても、何かしら情報発信をしたいと考えている人は目を通してみたはいかがでしょーか。

私自身、ブロガーになりたいわけではないんですが、役に立つ情報を読みやすく、いつでも手に入れられる(ブログという形でWeb上においておく)状態にするため、まだまだやることは多いし、続けていかなければならないと思った次第です。


ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座 単行本 – 2016/10/8
菅家 伸 (著), かん吉 (著)

読書感想『小が大を超えるマーケティングの法則』

なんとなくかっこいい響きだけどよくわからない「マーケティング」。それがこの本では分かりやすく述べられてるのではないかと思います。

マーケティングとは何かを、”顧客を「創造」して「維持」するための活動”であると定義したうえで、小さいことの良い点と、小さいことにひかれる人がいること、その人達に向けて具体的にどんなことをすべきかを3つの観点から述べられています。

大きいところ小さいところそれぞれに役割があって、求められることは違う。なので、食べる人のことを考えてやるべきことをやりましょってことですかね。

サクッと読めるので、「マーケティング」を特に意識していなくても気軽に読んでみてはいかがでしょーか。


小が大を超えるマーケティングの法則 単行本(ソフトカバー) – 2012/2/25
岩崎 邦彦 (著)

読書感想『新版 図集・果樹栽培の基礎知識』

タイトル通り基礎知識を学べます。

構成としては果樹全般の内容がまずあり、その後でメジャーな果樹それぞれについて。

福島の県北地域は果樹の産地の為、県や農協や、有志による勉強会が頻繁に行われており、現場のスキルを学べる機会は多くあります。その背景にある根拠だったり理論だったりを抑えておくことは有意義ではないかと考えてます。

中学で習ったレベルの内容ですので、少々物足りない気はしましたが、けっこう忘れていることも多く、若手果樹農家は読んでおいて間違い無いのでは。


新版 図集・果樹栽培の基礎知識 単行本 – 1994/3
熊代 克巳 (著), 鈴木 鉄男 (著)

読書感想『亡国の農協改革』

農協改革に反対意見の本です。賛成の主張も反対の主張も知ってみようと思い読んでみました。

筆者の主張を簡単にまとめると、以下であると理解しました。

「食料安全保障の観点から、農協を株式会社化することには大きなリスクがある」

そのリスクとは、株式会社化されることで最大の目的は利益になるから、いつ撤退するかわからないし、外国企業に所有される可能性もあるため、もしもの時に外国企業が日本の事を考え意思決定できないかもしれないということ。

現在の農協の仕組みで食料安全保障がどのように担保されているかは、農協の役割を含めて、この本を通して知ることが出来ます。

私自身、地元を離れて会社員をしている頃は「農協は古い。変わるべき」となんとなーく思っていたのですが、就農してみて、農協の仕組みがあることで農家は生産に集中でき(流通や営業を外注して)、食料を安定的な量/価格で提供できているんだよなと感じています。

とはいえ、農協含めて農業は今までのままでは様々な問題が解決しないだろうし、そもそも何が問題なんだっけと、自分の中で考えはまとまってないのです。

「こういう意見もある」ということでこの本は勉強になりました。

 

ただですね、ちょっと筆者の主張に聞く耳を持ちづらかったです。

使われている言葉がタイトルにあるとおり煽り気味な感じ。”亡国”とか”愚民”みたいな言葉がポンポン出てきます。また、アメリカ/中国・韓国/現首相/官僚/グローバルなどなど、各方面への批判ありきで、途中まで数字を根拠に説明しているんですが、最後で強引に批判に持っていくため論理を飛躍させているというか。。筆者と相性悪いのかな。

 

それぞれの話は事実だと思われ、「農協良くないよね」となんとなく思っている方は、目を通してみてもよいのではと思います!

亡国の農協改革 単行本 – 2015/9/8
三橋貴明 (著)