日照時間短いということが何かと話題なので、自分のところはどうなのか調べてみました。
データは気象庁から。
観測地点が園地から車で3分くらいにある、梁川の数値を確認します。今年2019年と2018年、過去10年平均を4月から半旬(1ヶ月を5日ごとに分けたものと捉えて下さい)ごとの合計値です。
半旬別日照時間
4~5月は過去10年平均と比べても昨年と比べてもよく晴れていたようですが、6月に入ってから日照時間が短く推移しています。
7月第2半旬(6~10日)の5日間にいたっては合計1.1時間。
半旬別降水量
昨年2018年の6月後半以降に雨が少なかったことが目立ちます。去年は毎日潅水してました。
2019年は6月第6半旬と7月第1半旬は降水量が多かったのですが、第2半旬以降は目立って多いわけでもないようです。
雨不足だった昨年の反省点から、井戸を掘ったり給水ポンプを購入したり今シーズン前に産地で盛んでしたが、今年は出番少なさそう。そうは問屋がおろさない。
日照不足のニュースを受けて、今年の桃の味を心配する声を聞きます。昨年が干ばつにより異常なほど糖度高かったので、今年は物足りなく感じるかもしれません。とはいえ、共選データの数値や実際に食べてみると極端に糖度が低いわけでもないので、そこまでではないのかなと。
農業関連だけでなく、様々な技術が発達しているなかで太陽や雨の影響を大きく受ける路地の果樹栽培にはもどかしいなと思う点あるのですが、桃を食べる際は、去年はどうだ今年はどうだと話をしながら自然を感じてもらえればありがたいです。