あんぽ柿の選び方


あんぽ柿の出荷、実は既に始まってまして、本日12/28が本年の農協出荷最終日でした。

個別の販売は年が明けてから始めます。

近年は機械を利用した乾燥方法の普及や、山梨であんぽ柿の生産量が増えていることもあり、12月頭には既に店頭で見かけるようになっていたのではないでしょうか。なんとなく目にはしていたけど手に取っていない方、年末年始の重めの食事に飽きてきたら、自然な甘みのあんぽ柿を試してみてはいかがでしょうか。

そこで選び方のコツを1つご提案。

色で判断

あんぽ柿を見比べてみると、色味に違いがあるのがわかると思います。下の写真だと左はオレンジ色で右は黄色。

この場合、左のオレンジ色の方が柔らかく、規格としても良いものになります。

表面だけでなく、中身も色が違っていて、よりジューシーです。

なぜこの違いが生まれるかというと、加工する前の柿の熟度が影響しているようです。早めに加工を始めてしまうと写真右側のように黄色く、甘みも弱く、食感もイマイチです。噛み切りづらい感じ。

黒や白い点があるのは糖分だったり柿本来のものなのでお気になさらず。異物混入にはどこの生産者の方も細心の注意を払っており、チェックする工程がいくつかあります。

お店ではトレーに数個入って売られている場合もあるので、できるだけオレンジ色のものが多い商品を選びましょう。

 

ただし、この選び方は自然乾燥したあんぽ柿にだけあてはまることかも知れません。機械で乾燥させると黄色くなりがちな気がします。勉強します。