「結果」の意味


『デジタル大辞泉』によると、

1 ある原因や行為から生じた、結末や状態。また、そのような状態が生じること。「よい結果をもたらす」「不幸な結果を招く」「意外な結果が出る」⇔原因。
「―した肺尖カタルや神経衰弱がいけないのではない」〈梶井・檸檬〉
2 優れた成果。優れた業績や記録。「結果を出してこそ一流選手といえる」
3 副詞的に用いて、ある事態の生じるもととなる結末状態を表す。「猛勉強をした結果、合格した」
4 植物が実を結ぶこと。結実。「例年より結果する時期が遅い」

結果という言葉、果樹の栽培用語として、上記4の意味でよく使います。

結果枝(けっかし)なんて言葉もがあります。樹の枝全てに実が出来るわけではなく、実ができる枝を結果枝と呼び、長さによって長果枝/中果枝/短果枝に分けられます。


▲これは主枝。果実ができる気がしませんね

他にも結果期、結果習性、結果率、結果調整、隔年結果、などなど。

果実の品質は、様々な原因や行為から生じた結末とも言えます。どのような語源か分かりませんが、関連性が面白い言葉だなと思いました。そんじゃーね。