果実栽培において、花の満開から何日経ったかは、次の作業の目安となります。
果樹の生育リズムは一定なので、状態に合わせた作業を実施します。
例えば、果実肥大に差が見られる満開後40日から50日の間に本摘果を終わらせましょうとか、逆に、50日から70日の間はデリケートな時期なので摘果を控えましょうとかといったセオリーがあります。(実際の現場では労働力の都合上厳密に守ることは難しいですが。。)
おとといの5月17日で、満開後30日を迎えました。
これまでの成長は昨年に貯め込まれた養分が中心でしたが、満開後30日を境に、根から吸収した養分や光合成による養分による成長にかわり、枝や葉の成長が勢いを増してきます。
畑はますます緑が増えるので、これまで隣の畑の人が見えてたのに、見えなくなってくるんです。道路を走る車の音も、静かになる気がします。あと、日影が増えてくるのでピーカン照りのときは非常にありがたいですm(_ _)m