だそうです↓
日本農業新聞 – 市場法の廃止検討 受託拒否なら産地混乱 政府
仮に、「受託拒否の禁止」の規定が廃止されるとなると、すごいことよね。
農協に出荷すると、(規格を満たせば基本的に)全量買い取ってくれます。
市場を介さない商売をしている人からすると、「なんてラクなんだぁ~」と思われるかもしれませんが、自分で価格を決められないし、品質を向上させたとしても必ずしも価格に反映されません。
豊作不作だけでなく、生育が早い遅い、他の品目との需給バランス、それら条件が産地ごとで影響し合うので、毎年同じ品質、同じ量を出荷したとしても、収入が変動します。そんなデメリットがあるんです。
メリットデメリットありますが、多くの農家は農協出荷の全量買取を前提に経営しているので、インパクトは非常に大きいです。
とはいえ、反対だーと、居酒屋でグチっててもなんにもならないし、だからといって政府側に回って決める側になったり、ロビー活動して働きかけしたりするくらいだったら、農家個人としては変化に備えて準備しておくことが、最も手間がかからず現実的でリスク低い選択なんじゃないでしょうか。
と、こんなこと言えるのも自分が農業界で若い方だからなのかもしれません。「力がない事業者は淘汰される」みたいな状況はつらい。ムズいですね。