降水量の確認方法


日本農業新聞1/31の記事に、降水量が少ないことに関する記事が掲載されていました。山梨における、雨が少ないことの桃の栽培への影響について。

果樹地帯では、若い木や樹勢の弱い木などへの影響が懸念される。JAフルーツ山梨、JAふえふきなどは放送などでかん水を呼び掛ける。県農業技術課は、剪定(せんてい)も登熟具合や樹勢を確認し、厳冬期を過ぎてからの作業を指導する。

日本農業新聞 – 関東~近畿1カ月雨なし 太平洋側 カラッカラ 野菜、果樹 水やり懸命

「今年は雨が多い/少ない」という話題は毎年必ずあります。

雨が多い少ないなど、栽培に注意が必要な場合は、桃の産地のため県の普及所やJAから指導があります。それ以前に、桃農家の間で対応策が話し合われて広まることも。そういう場合に、実際どの程度の雨の量なのか一次ソースを確かめる方法を確認しておきます。

確認するデータは気象庁のものをwebサイトから。 2月1日に見たところ1月分のデータが表示されていたので反映早いです。

気象庁|過去の気象データ検索

2019年1月の降水量と平年値を比較する場合

1.上記リンク先ページから、「都府県・地方を選択」

2.「福島」を選択

3.桑折町から最も近い観測所である「梁川」を選択

4.「年月日の選択」から「2019年」を選択し、「2019年の月ごとの値を表示」で2019年のデータが表示されます。「年・月ごとの平年値を表示」で平年値が表示されます。

2019年の月ごとの値
年・月ごとの平年値

2019年1月の降水量は10.5mmで 平年値が44.3mm。今年は平年の2割程度。

ちなみに、降水量には雪も含まれているので、雪の多い少ないを別途考慮する必要は無さそう。

雪は降水量としても観測されていますか?
 雪が降った場合は、雪を雨量計で溶かして降水量として観測しています。

気象庁 Japan Meteorological Agency

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください