農家は収穫時期以外はあまつ目立つことなく、特に冬などは「何してるの?」と言われがちです。
果樹農家の場合、この時期はひたすら「剪定」してます。
▼上にまっすぐ元気に伸びた枝(徒長枝)は基本的に使わないので、ノコギリで切り落とします。この樹は徒長枝が出やすい品種なので、切り応えがあります。
▼品種だけでなく樹齢によっても樹の状態は様々で、下の樹は枝がほとんどなくなってしまった老木なのですが、全体の品種構成を考えてもう一年栽培することに。
▼切り口が大きい場合は(近所の達人によると500円玉以上が目安)、ここから枯れてしまう可能性があるので、
▼このように、ゆ合剤を塗って、切り口を殺菌し、切り口の回復を早めます。
例年だとこの時期は雪が積もった中での作業になるのですが、今年は気温が高く雪が降っても積もらず、作業が捗ります。雪が少ないことの影響は今の所はっきりしていません。