桃購入額 福島市が全国1位


総務省の家計調査の結果が2月7日に公表され、2019年1年間の福島市の1世帯(二人以上の世帯)あたりの桃購入額は7,424円で、全国での順位は1位となりました。ここ数年1位が続いており、昨年もそれを維持する結果となりました。統計局ホームページ/家計調査

桃支出金額

2位の甲府市は3,737円、続いて和歌山市(3,128円)、岡山市(2,698円)、長野市(2,646円)と、桃の産地が上位に並びますが、福島市は大きく差を開けています。

福島市は桃に限らず果物の栽培が盛んで、果物全体(注)でも支出額が多い結果となっていました。

果物支出金額

山形市、富山市に続く全国3位の支出額(46,841円)となっていますが、地域ごとで金額に大きな差はないので、果物の中で桃の割合をみてみると、

果物の支出に占める桃の割合

福島市が15.8%と、突出した結果となりました。果物が好きだけど特に桃が常軌を逸して好きなようです。

福島の桃農家があるのは地域の皆さまにごひいき頂いている結果でございます。たいへんありがたく思います。逆に言うと、全国2位の生産量なのに福島の桃を見かけないという地域の方におかれましては、県外に流通する前に福島で消費されていることが理由かもしれません。たいへん申し訳ございません。

(注)
果物には”生鮮果物(冷凍品も含む)”と”果物加工品”があります。果物加工品には以下が含まれます。
○白桃・みかん・パイナップルなどの缶詰・瓶詰
○乾燥バナナ 干あんず 干ぶどう 干柿
○カシューナッツ・アーモンドなどの木の実 ミックスナッツ
○ぎんなん くるみ
○くりの甘露煮
○ぶどう・りんご・なしなどの砂糖漬
あんぽ柿は”果物加工品”に含まれていると思われます。

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ちなみに、リサーチのプロによれば、家計調査は各市100世帯、対象は政令都市や県庁所在地のみなので、実際のところは分からないよというような感じでした。それを加味しても福島市の桃の金額差は大きいような気がしますよね。

 

 

 

 


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